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イベント紹介
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集団生活を通じて薬物依存症者たちの更生を図ってきた仙台市青葉区の民間施設「仙台ダルク」が、今年7月で設立10周年を迎える。開設以来、延べ500―600人が訪れ、社会復帰の手助けをしてきた。8月に10周年記念フォーラムを企画し、アルコール、ギャンブルなどあらゆる依存症について議論するシンポジウムなどを開催する予定だ。
仙台ダルクは1996年7月、カトリック教会の神父らの支援を受けて、茨城ダルク(茨城県結城市)の仙台寮として、仙台市宮城野区の鶴ケ谷団地内に東北で初めて開設された。 「認知度はなく、反対運動こそ起きなかったが、地域からタブー視されている感じだった」。98年8月に茨城から移った飯室勉・仙台ダルク代表は当時を振り返る。 99年、仙台市が精神障害者のグループホームと認め、補助を開始。2000年4月、現在地の青葉区上杉2丁目に移設した。 仙台ダルクと連携して薬物依存者のケアに取り組んでいる東北会病院(仙台市青葉区)の石川達院長は「退院後に孤立して再び薬物に手を出すケースは少なくない。病院や行政では限界があり、民間の回復施設の役割は大きい」と、10年間の歩みを評価する。 10周年記念フォーラムは、8月26日午前10時から仙台市福祉プラザで開催。依存症をテーマにしたシンポジウムのほか、仙台ダルク利用者による体験談を基にした芝居も披露される。 飯室代表は「依存症は自己コントロールできない病気。根性で治るとの誤った認識が日本では強く、本人も家族も悩みを隠してしまいがち。気軽に相談してほしい」と呼び掛けている。 連絡先は仙台ダルク022(261)5341。 [ダルク(DARC)]薬物依存回復センターの英訳の略。入所者が寝食を共にし、薬物体験を語り合い過去を見つめ直すミーティングや、体力づくりを通じて薬物依存からの脱却を図る。現在、全国に45施設あり、東北には仙台のほか秋田、福島両県にある。 |